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zoom RSS 歯周病と糖尿病 相互に悪影響及ぼし合う

<<   作成日時 : 2012/01/15 11:26   >>

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歯周病は、歯周組織という狭い領域の病気であると長らく考えられていましたが、最近の研究で全身の病気とも関係する生活習慣病であることが明らかになってきました。

 その代表が糖尿病です。昔から歯科医の間では、糖尿病の人は歯周病になりやすく、また悪化しやすいことが知られていました。高血糖の状態が続くことで体の免疫機能が低下し、歯周病菌が増殖しやすくなるためと考えられています。

 ところが近年、歯周病が糖尿病の症状を悪化させるという逆の関係を示唆する研究報告が相次いだことから、歯周病と糖尿病は互いに悪い影響を及ぼし合っていると考えられるようになりました。

 中でも歯と歯肉の間の溝(歯周ポケット)から血液中に移行した歯周病菌が毒素をまき散らすことで、脂肪組織や肝臓から、サイトカインの一種であるTNF−αの分泌が活発になることが明らかになっています。サイトカインとは特定の細胞に情報を伝達するタンパク質のことです。

 TNF−αはインスリンの働きを弱めるため、血糖値は下がりにくくなります。つまり歯周病が血糖値をコントロールしにくい状況をつくり出し、糖尿病の発症につながる可能性があるのです。

 「歯周病なんて歯科に行けば治る」と考えている方が少なくないのですが、現在の歯周病治療では進行を抑えることしかできません。初期の歯肉炎の段階なら適切なブラッシングや歯石の除去などで歯肉は元の状態に戻りますが、重度の歯周病になってしまうと歯周組織の回復はほとんど期待できないのです。

 歯周病は予防が大切です。歯に自信のある人でも半年に一度は歯科を受診し、口の中のチェックを受けることをお勧めします。(北大病院歯科診療センター講師)


2011年11月30日 北海道新聞より

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